県立島原農高(金子正司校長、四百九十五人)を今春卒業し就農を予定している生徒を励ます農業後継者激励会が六日、島原市宇土町の杉谷公民館であり、生徒たちが地域農業への夢を膨らませた。
三年生百八十五人のうち、卒業後に家族と一緒に農業に携わる生徒と、農業関係の専門学校や大学などでさらに勉強して農業を継ぐ生徒計二十七人が対象。激励会には教職員や保護者、県島原農業改良普及センター、JA島原雲仙、地元自治体の関係者らが出席した。
金子校長は「常に最新の知識と技術を求めて研修に励み、仲間との交流も大切にする農業のスペシャリストを目指してほしい」とあいさつ。吉岡島原市長らも激励の言葉を贈った。
生徒一人ずつが順に登壇。「規模を拡大し、日本一のイチゴ生産を目指す」「環境保全型農業を取り入れ、安全で安心な高品質の野菜を作る」などと決意を表明。一定の所得目標などを盛り込んだ就農計画の立案者を対象にした「認定就農者」制度で認定された生徒十五人に認定証が伝達された。
生徒を代表し、園芸科学科三年の本田誠君が「夢とチャレンジ精神を持ち、長崎県の農業をリードしていける立派な農業経営者を目指します」と礼を述べた。