ニュースタイムズ
2008.02.15(金) 西日本新聞
ジオパーク登録を 島原半島推進連絡協が発足 日本委に申請書提出へ 国内初
国連教育科学文化機関(ユネスコ)が認定する地質公園「ジオパーク」の国内初登録を目指す「島原半島ジオパーク推進連絡協議会」の設立総会が14日、島原市の雲仙岳災害記念館で開かれた。
同協議会は島原、南島原市、雲仙の各市長、県、九州大地震火山観察研究センター、地域おこし団体などで構成。会長に吉岡庭二郎・島原市長を選出した。
ジオパーク登録のためには5月に設立予定の日本ジオパーク委員会から候補地に選ばれることが必要で、初年度は3カ所が選出される予定。同協議会は日本ジオパーク委員会設立に合わせて登録申請書を提出するとともに、6月にドイツで開かれる世界委員会議に代表を派遣することなどを決めた。
ジオパークは科学的に重要な地質遺産を複数含む一種の自然公園。地質遺産を保全し、地球科学の普及に利用し、観光資源としても活用し、地域社会の活性化を目指す。現在、世界各地で53カ所が登録されている。
=2008/02/15付 西日本新聞朝刊=
2008.02.15(金) 長崎新聞
地質版世界遺産「ジオパーク」 認定へ島原半島3市が推進協
雲仙火山(長崎県)を中心とする島原半島の地質資源を地域活性化に生かす「島原半島ジオパーク推進連絡協議会」(事務局・島原市)の設立総会が十四日、島原市平成町の雲仙岳災害記念館であった。島原と南島原、雲仙三市が連携して質の高いジオパークを整備し、国内第一号となる世界ジオパークネットワーク(GGN)への加入認定を目指す。
ジオパークは学術、文化上貴重な地質遺産を複数含む自然公園。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の支援を受け、四年前にGGNが設立され、現在世界五十三カ所が参加している。国内にはまだないが、「世界遺産」の地質版として観光活性化も期待されることから、有珠・洞爺湖(北海道)、山陰海岸(鳥取、兵庫)など八-九カ所が認定を目指して活動を始めている。
総会には、半島三市や九州大地震火山観測研究センター、観光協会、ボランティア団体、国や県の関係機関から約四十人が出席。会長に吉岡島原市長、副会長に松島南島原市長と奥村雲仙市長を選任し、規約や事業計画を承認した。
吉岡会長は「他の地域に負けないよう、三市一緒になって取り組んでいきたい」と述べた。同連絡協は、認定に向けた調査と申請書作成に取り組むほか、市民らを対象とした講演会やジオツアーなどを実施。六月にドイツで開かれる世界会議でPR活動も行う。
同連絡協事務局によると、GGNへの申請窓口となる日本ジオパーク委員会(JGN)が五月にも設立され、GGNに申請可能な地域三カ所を年内に選定する。現地調査を経て、早ければ来年中にGGN加入が認められるという。