島原市の県立島原病院(松尾繁年院長)の小児科と呼吸器科が、22日から休診する。医師不足で長崎大医学部(長崎市)からの派遣が不可能になったためで、同病院は「小児科は10月から再開できる見込みだが、呼吸器科はめどが立っていない」としている。
同病院は県南地域の中核病院で、2006年度の延べ外来患者数は、小児科が約6800人、呼吸器科が約2600人となっている。
小児科は02年の開設以来、長崎大から医師2人が派遣されていたが、昨年4月からは1人に減員。現在1人の呼吸器科と合わせ、22日以降は派遣が中止されることになった。小児科医については、同大は「10月から1人の派遣が可能」としているという。
同病院では07年、皮膚科も医師派遣の中止で休診となっている。休診問題は5日の市議会一般質問でも取り上げられ、吉岡庭二郎市長は「09年度から県や島原半島3市などの一部事務組合の運営となり、効率的な医師の配置ができると期待している」と述べた。
=2008/03/06付 西日本新聞朝刊=