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2008.03.16(日) 長崎新聞
銅版画の歴史をまちおこしに 南島原でセミナリヨ版画展

 第七回セミナリヨ版画展(南島原市、同市教委主催、長崎新聞社など後援)が十五日、同市有家町のありえコレジヨホールで始まり、多くの市民が次々と訪れ、力作を熱心に見入った。二十三日まで。

 四百年以上前、国内で初めて日本人の手で銅版画が作製された歴史をまちおこしに生かそうと旧南高有家町時代から開いている。

 今年は県内外から六千四百九十九点の応募がああり、最高賞のセミナリヨ大賞・第一部門(小学)に辻脇真梨子さん=西海市立西海北小六年=、第二部門(中学)に中谷裕介君=長崎市立神浦中二年=、第三部門(高校・一般)に中村文隆さん=長崎市=がそれぞれ選ばれた。審査員を務めた長崎市在住の版画家、小崎侃さんがこれらの作品などについて「奥行き、立体感のある、とても素晴らしい作品」などと講評。テープカットで開幕を祝った。

 セミナリヨ大賞を受けた辻脇さんは「いつも見ている校庭の木を題材に二月の授業で作った。受賞にびっくりした。これからも版画を続けたい」と喜びを語った。第二部門で長崎新聞社賞を受けた米村優さん=熊本市立河内中一年=は「初応募で、中学校の先生に手伝ってもらった。小崎先生に人を引きつける構成についてアドバイスを受けたので来年も出品したい」と話した。

 会場には入賞、入選作六百十五点のほか、審査員の小崎さん、佐藤利宗さん(島原市有明町)、生駒輝彦さん(南島原市有家町)の作品、県美術館所蔵品の展示コーナーもある。