島原鉄道南線が今月末で廃止になるのを前に、島鉄OBとその家族らが二十日、南線の列車に乗り、現役時代の思い出を語り合った。
南線に最後のお別れをしようと島鉄車両課OB親睦(しんぼく)会(鈴木普二夫会長)が企画。約九十人が参加した。島原駅から加津佐駅まで一時間余りの旅。有明海や平成新山などの景色を楽しみ、弁当を広げた。加津佐駅に着くと、記念撮影をした。
蒸気機関車(SL)とディーゼル車の運転士だった小島公夫さん(69)=雲仙市瑞穂町=は「難所の菖蒲田(南島原市南有馬町)で大きな石が線路に落ちているのを見つけ、間一髪で急停車したのが思い出。廃止は自分の身を切られる思い」と愛着を語った。。