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2008.04 01(火) 朝日新聞
写真とエピソード、歴代車両も紹介

 島原鉄道(本社・島原市)は南線の廃止に伴い、記念誌「ありがとう南線」=写真=を発刊した。64ページの冊子に、秩父が浦―加津佐の廃止される20駅が写真とエピソードでつづられている。
 堂崎駅(南島原市有家町)の項では、81年まで15年間、駅舎に住み、車掌として働いた森野義則さん(73)と、委託駅員だった妻の覚子さん(68)が紹介されている。
 当時は年間乗降客が13万人を数え、「ごはんを食べる暇もないほどの忙しさ」だったという。夫が乗った列車に、駅頭で覚子さんが弁当を手渡すこともあった。近所の人たちの協力で、駅舎には四季折々の花が咲き乱れていた。だが、無人化されて久しく、ひっそりと役目を終える。
 記念誌ではほかに雲仙・普賢岳噴火災害からの奇跡の復興ぶりや歴史をつくった18種の歴代車両が紹介されている。
 縦21センチ、横18センチの変型判。予約分以外の約千部を一般販売する。希望者は同社営業企画課(0957・62・2263)へ。送料込み2300円。主要駅や県内大手書店でも200円引きで販売する。






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