第三十三回長崎県書道展(長崎新聞社主催、県、県美術協会後援)の審査会が四、五の両日、長崎市出島町の県美術館で開かれ、最高賞に当たる長崎新聞社大賞に、漢字部門の中山重峰さん(57)=佐世保市大黒町=ら六人の作品が決まった。
五日は中央審査員で日展会員、星弘道さん(63)=東京都新宿区=が審査した。公募審査会員の作品百四十点から選出される同大賞に、中山さんのほか、漢字の森永涼扇さん(41)=長崎市川平町=、かなの大浦圭子さん(78)=佐世保市黒髪町=、近代詩文の朝長竹翠さん(61)=長崎市滑石三丁目=、少字数の荒木朱香さん(70)=諫早市城見町=、前衛の松藤由美さん(45)=南島原市加津佐町=の作品が決まった。
審査対象となる千五十八点から、漢字、かな、近代詩文、少字数、篆刻(てんこく)、前衛の各部門で入賞・入選作計三百九十二点が選ばれた。
審査後、星さんは「全体的にレベルは高く、意欲的な作品が多かった。課題としては、正しい文字を書くことを基本に作家の個性を追求してほしい」と話した。
各大賞作品と入賞・入選者名簿は九日付本紙に掲載。同展は同日、県美術館一階県民ギャラリーで開幕する。