長崎の教会群とキリスト教関連遺産の世界文化遺産暫定リスト入りを受け、原城跡などがある南島原市の幹部らによる推進本部会議が7日、発足した。
会議では事務局から「暫定リスト入りでようやくスタートラインに立ったところ。世界では1433件が暫定リストに記載されている」と報告があり、市民への周知強化のために「歴史国際サミット」や中学生による世界遺産シンポ、歴史文化講座を開催することや市民向けの市内ツアーを実施する計画が明らかにされた。
会議では▽保存・管理▽観光客の受け入れ体制整備▽市民への啓発▽地域振興--を柱とする部会を発足させるとともに、「世界遺産へ向けた協働会議」(仮)を市と民間団体代表、個人で設立させ推進本部と両輪でこれらの実現を目指すことも確認した。
同市からは原城跡、日野江城跡、吉利支丹墓碑の三つが暫定リスト入りしている。
〔長崎版〕