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2008.06.03(火) 西日本新聞

3日で6.3大火砕流から17年 島原市内各地で追悼行事 旧北上木場地区は中止に

 43人の死者・行方不明者を出した雲仙・普賢岳の「6.3大火砕流」から丸17年を迎える3日、島原市内で犠牲者の追悼行事や、災害の教訓を後世に伝える催しが行われる。市役所や関係施設で終日半旗が掲げられ、大火砕流発生時刻の午後4時8分に合わせて市内全域でサイレンが鳴り響き、市民に黙とうを呼び掛ける。

 同市はこの日を「いのりの日」と定めており、午前8時半から仁田団地第1公園の犠牲者追悼之碑前に献花所を設置。同9時には平成町の消防殉職者慰霊碑前にも献花所が設けられる。このほか、市内の小中学校で「いのりの日集会」があり、午後6時から雲仙岳災害記念館で追悼イベント「第2回いのりの灯」も予定されている。

 しかし、旧北上木場地区の住民が毎年この時期に旧農業研修所跡で開いてきた追悼式と親睦(しんぼく)会は今年中止になった。高齢化と転居などで参加者が少なくなったためという。昨年の世話人を務めた同市山寺町の鐘ケ江とよみさん(55)は「当日は花を研修所跡にささげたい。会がなくなっても古里を思う気持ちは住民全員で持ち続けたい」と話している。

=2008/06/03付 西日本新聞朝刊=





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