|
雲仙・普賢岳噴火災害で消防団員や報道関係者ら四十三人が犠牲になった一九九一年の大火砕流惨事から丸十七年となった「いのりの日」の三日、島原市でさまざまな追悼行事があった。住民は長期災害に苦しんだ日々に思いをめぐらせ、犠牲者の冥福を祈った。
九一年の大火砕流と九三年の火砕流犠牲者計四十四人の芳名板が設置されている仁田団地第一公園犠牲者追悼之碑前や、消防殉難者慰霊碑前では、朝早くから遺族や市民が献花。吉岡市長は「十七年たっても私たちの心の傷は癒えない。災害に強く、安心して住める島原をつくらねばならない」と述べた。
被災した市立第五小、第四小をはじめ市内の各小中学校では、子どもたちが学習発表をしたり、災害体験者の話に耳を傾け、教訓の継承を誓った。
|