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43人の死者・行方不明者を出した1991年の長崎県雲仙・普賢岳大火砕流から丸17年を迎えた3日、被災地の同県島原市は各地で追悼行事が催され、鎮魂の祈りに包まれた。
この日を「いのりの日」と定めている市は、被災者が集団転居した仁田団地の犠牲者追悼之碑前に献花所を設置。吉岡庭二郎市長は献花後、報道陣に「昨年は火山都市国際会議島原大会を開き、貴重な体験を世界に発信することができた。今後も経験を生かし、災害に強いまちづくりを目指したい」と述べた。
同市平成町の消防殉職者慰霊碑前にも献花所が設けられ、犠牲になった消防団員12人の遺族や知人が花をささげた。市消防団本部に勤める園田裕和さん(43)=同市新湊2丁目=は「亡くなられた先輩方が地元を愛し、守ろうとした思いを風化させないよう後輩に伝えていきたい」と話した。
普賢岳は90年11月に約200年ぶりに噴火。96年6月の噴火終息宣言までに計44人が火砕流の犠牲となった。
=2008/06/03 西日本新聞=
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