ニュース

2008.07.05(土) 長崎新聞

北村西望作「天女の像」南島原市に寄贈へ 長崎の中島さん

 長崎市在住の会社経営者、中島健二さん(66)が、南島原市南有馬町出身の彫刻家、故北村西望さんのブロンズ製レリーフ「天女の像」を八日、同市に寄贈する。

 「天女の像」は一九七八年の新東京国際空港(成田空港)開港を記念して北村さんが制作した円形レリーフ(直径約二メートル)と同じ作品。三点が制作され、残る一点は東京都内の美術館に収蔵されている。重さは「二百-三百キロ」という。天女の像のほか、日本列島、朝鮮半島、昇る太陽などが浮き彫りになっている。

 神奈川県内の親類からレリーフを譲り受けていた中島さんは長年、親交のある南島原市の建設会社社長を通じ、北村さんの出身地、南島原市への寄贈を打診した。同市も申し出を歓迎。ことし五月に導入した「ふるさと応援寄附」での寄付の形式を取る。

 中島さんは「大きく、重いもので一般家庭には置けない。北村西望さんゆかりの南島原で、市民の皆さんに見てもらうのが一番いいと思う」と話している。

 北村西望さんは長崎市の平和祈念像を制作したほか、国会議事堂内の「板垣退助像」などが著名。一九八七年、百二歳で亡くなった。




新聞を読もう!!
長崎新聞:ご購読のお申し込み
毎日新聞社-新聞購読のお申し込み
朝日新聞社の新聞・出版物の購読お申込み
西日本新聞 - 新聞購読申し込み
読売新聞ご購読案内