島原市の島原農業高校の生徒や県島原振興局職員、地元建設企業のボランティアなど約60人が21日、同市の島原海浜公園近くの海岸で「アオサ大回収作戦」に取り組み、約2時間の作業で2トントラック1台分のアオサを集めた。
アオサは、浅い海の岩などに付着して繁殖する海藻。大量発生すると、海岸に漂着して景観を損ね、腐敗して悪臭を放つ問題があるほか、海中を漂ったアオサが漁網にかかるなど漁業に悪影響を及ぼすという。
島原農高社会動物部の生徒たちは昨年からアオサを家畜の飼料にする研究に取り組んでおり、今回の回収作戦は「一石二鳥」。同校生活福祉科1年の藤里ゆかりさん(15)は「アオサがこんなに大量にあるとは思いませんでした。飼料化の研究で、地元漁業と農業の役に立ちたい」と話していた。
=2008/07/22付 西日本新聞朝刊=