県教委は二十二日、南島原市立小の男性校長(50)が、教職員の実績や能力などをみる人事評価制度の職務を怠慢したとして、停職一カ月と教頭への降格処分にした。男性校長は職務を遂行したように関係書類を作成、県教委は「文書偽造と言われてもしょうがない」としている。
県教委は適正な人事配置と教職員の資質向上を目的に、二〇〇五年度から同制度を導入。四月に教職員は年間の教育活動の自己目標を当初申告として校長に提出。十月の中間申告で進ちょく状況を整理し、一月の最終申告で校長が達成度を評価する。各教職員が自己目標管理シートに内容をまとめ、学校に保管する。
県教委によると、男性校長は壱岐市立小の校長だった〇五年度、当初申告を受けただけで、以後二年間は人事評価に関する職務をすべて怠った。シートは教職員の転勤先に渡すことが通例で、男性校長は、本来教職員がまとめることになっているシートを、聞き取りをして自ら作成。〇五年度に三人分、〇六年度に四人分を作り、職務を遂行したように見せていた。
〇七年度はシートを作成しなかったため、今年三月末に教職員の転勤先の校長から指摘を受けて問題が発覚。男性校長は「ことの重大さに気付かなかった。反省している」と話しているという。男性校長は停職後、県教育センターに異動する。
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