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2008.07.27(日) 毎日新聞

写真風土記:古里を訪ねて 島原半島/6止 野生イルカの魅力満喫

 原城跡のある南島原市南有馬町から小型船に揺られること約40分。「イルカウオッチング」の舞台にたどりつく。観光船は同市口之津町や加津佐町からも出ており、着いたころには周りに何隻もの観光船がおり、あちこちから歓声が上がった。

 イルカが群れをなして泳ぎ、時折ジャンプしては「シューッ!」と音をたてて潮を吹く姿は野生ならではの姿で感動的でさえある。あおむけになって高速で泳ぎ、船の下をくぐる場面も。人に慣れているのか、観光船にも平気で近づいてくる。

 原城遊漁船組合の小田重一代表(63)によると、イルカは推定200~300頭おり、天草灘~有明海を回遊しているという。

 小田代表は、99年に「原城温泉・真砂」がオープンしたのに合わせ「温泉に加えて海のレジャーもあれば観光に役立つ」と10人で組合を発足させた。「小型船主体で後発だが、小さい船の方がイルカに近寄れる。これだけの数を間近で見られるのは、水族館にない魅力ですよ」

 島原半島を改めて回ってみて、歴史、自然、人の力が深く大きいことを実感した。=おわり【山崎太郎】

〔長崎版〕

毎日新聞 2008年7月27日 地方版




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