世界遺産の暫定リスト入りした「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産がある県内7市町の首長が30日、「世界遺産登録推進市町連絡会議」を設立、長崎市で初会合を開いた。会長に田上富久同市長を選出。今後2カ月に1回程度会合を開き、県や国への要望などを取りまとめる。
参加自治体は、長崎、佐世保、平戸、五島、南島原の5市と小値賀、新上五島の2町。世界遺産の構成資産に挙げられた計20カ所の文化財・史跡の調査や保存計画の策定状況、各自治体での景観条例の制定状況などについて情報を共有。早期登録へ向けた要望事項を集約する。
この日の初会合では五島市が、構成資産の一つの旧五輪教会の近くで風力発電所の計画があり、景観面の懸念が生じていることを報告。「景観条例の規制対象の基準については、全自治体で統一するべきだ」などの意見が出た。
=2008/07/31付 西日本新聞朝刊=