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2008.08.26(火) 毎日新聞

水無川上流:新橋完成 土石流で分断された町結ぶ--島原

 普賢岳災害で大きな被害を受けた島原市の水無川上流に新しい橋が完成し、25日、関係者約300人が出席して通り初め式があった。長年要望してきた地元住民らは「感無量です」と喜んだ。

 橋は「吉祥白天橋(きっしょうしらてんばし)」と名付けられ、島原市白谷町にある。橋を建設した国交省雲仙復興事務所によると、橋の長さは約200メートル、幅5メートル。総工費約6億円。

 かつて国道57号より上流には六つの小さな橋があったが、相次ぐ土石流で失われた。その後の土石流対策で建設された「水無川導流堤」により白谷町は大きく分断され、農作業のトラクターが通行量の多い国道57号までう回しなければならなかったことなどから、住民が02年に協議会を結成し、新たな橋の建設を関係機関に働きかけてきた。

 式典では協議会の吉田義春会長が「この橋がなかったために99年には事故が起きた。地域社会の繁栄のためにも(橋が)未来永劫(えいごう)大きな役割を果たしてくれる」とあいさつ。記念碑の除幕の後、農家のトラクターが通り初めをして祝った。【山崎太郎】

〔長崎版〕

毎日新聞 2008年8月26日 地方版




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