シカ肉の加工・販売などをしている南島原市の「ディアー・カンパニー」(八木偲社長)がシカ肉ウインナーを新開発し、長崎市内のホテルで28日、試食会を開いた。県や南島原市、食品業界の関係者ら約100人が参加した。
同社はシカを飼育して、その肉をホテルやレストランなどに卸しているが、シカ肉ウインナーは初の一般向け商品。活水女子大の久木野睦子教授(食生活健康学科)と共同開発した。
試食会で出されたのは100%のシカ肉ミンチに▽「ガラムマサラ」(インド料理などに使う香辛料)▽「桃の実」▽「びわの実・チーズ」がそれぞれ入った3種類。同社は試食会のアンケートで一番人気のあったウインナー1種類を来春をめどに商品化する予定だ。
同社によると、シカ肉は、鉄分やビタミン類が牛肉などと比べて豊富で、カロリーや脂質が少ないのが特徴。
試食した南島原市の松島世佳(つぐよし)市長は「臭みもなく食べやすい。市も販路拡大を支援したい」と話していた。【阿部弘賢】
〔長崎版〕