ニュース

2008.09.05(金) 毎日新聞

県のだんだん畑十選:雲仙など12地区認定 保全や伝統継承に助成

 県は、傾斜地に広がる県内12地区の畑作地を「県のだんだん畑十選」に認定した。景観などに優れた棚田の認定は各地で知られるが、段々畑を対象とするのは全国初。長崎市の宮摺(みやずり)や雲仙市の辺木(へぎ)・小竹木(こたけぎ)など農村景観や伝統文化を継承している地区が選ばれた。

 県内は畑作地帯が全耕地面積の53%を占め、全国平均46%を上回り、急傾斜地を利用して農地とする段々畑を築き、自然と共生する地域が多い。県は、高齢化や後継者不足から、この段々畑を守ろうと認定制度を創設。地域の保全整備や伝統芸能に対して「県中山間ふるさと活性化基金」から助成する。

 候補として18市町から48地区の推薦があり、(1)美しい景観(2)農地を維持保全する活動が活発(3)地域間交流や伝統文化の継承--などを基準に12地区を選んだ。

 宮摺地区は橘湾を見下ろす48ヘクタールに約500枚のびわ畑が連なり、観光農園ツアーなどが盛ん。辺木・小竹木地区も山頂まで続く31ヘクタールの急傾斜地に約800枚の畑が並ぶ。他の認定地区は次の通り。

 佐世保市・勝負越▽諫早市・飯盛南部▽同市・野川内▽対馬市・青海▽五島市・上崎山▽雲仙市・椎木川▽南島原市・津波見▽長与町・木場▽同町・岡北▽東彼杵町・坂本【宮下正己】

〔長崎版〕

毎日新聞 2008年9月5日 地方版




新聞を読もう!!
長崎新聞:ご購読のお申し込み
毎日新聞社-新聞購読のお申し込み
朝日新聞社の新聞・出版物の購読お申込み
西日本新聞 - 新聞購読申し込み
読売新聞ご購読案内