長崎県の島原半島などを舞台にした映画「まぼろしの邪馬台国」が11月1日に公開されるのに合わせ、地元の島原鉄道は10月6日から来年3月まで、映画の1シーンを車両の側面にプリントしたラッピングトレイン「まぼろしの邪馬台国号」を、諫早‐島原間で1日3往復走らせる。
映画は、元島原鉄道役員で、著作「まぼろしの邪馬台国」で全国に古代史ブームを起こした盲目の作家、故宮崎康平さんと妻和子さんの物語。竹中直人さんと吉永小百合さんが主役として宮崎さん夫妻を演じ、九州の美しい自然を舞台に邪馬台国を追い求め続けた姿と夫婦愛を描く。
10月5日には、同県諫早市の諫早駅で和子さんや竹中さんを招いて出発式があり、諫早発島原行き1便を走らせる。同6日から定時運行する。
邪馬台国号は1両編成で56席。列車の側面に、宮崎夫妻を演じる竹中さんと吉永さんが島原市内の武家屋敷を寄り添って歩くシーンなどがプリントされている。
同社は「島原の魅力を伝える映画によって多くの人が島原に来てくれると思う」とPR効果に期待を込めている。運行時刻などの問い合わせは同社=0957(62)2232。
=2008/09/25付 西日本新聞朝刊=