秋の装いが日ごとに深まるなか、各地でヒガンバナが鮮やかな赤い花を咲かせている。
南島原市西有家町の慈恩寺地区では農道沿いに棚田が広がり、あぜ道のところどころにヒガンバナが固まって咲く。びっしりと実った稲穂とのコントラストが「収穫の秋」を美しく演出している。
ヒガンバナは有毒植物だが地下の鱗茎(りんけい)は薬の材料になる。曼珠沙華(まんじゅしゃげ)、石蒜(せきさん)など別名も多く、俳句では秋の季語として詠まれる。【山崎太郎】
〔長崎版〕
毎日新聞 2008年9月28日 地方版