島原鉄道(島鉄)の元役員で、盲目の作家として知られる故・宮崎康平さんと妻和子さんの夫婦愛を描いた映画をPRする島鉄のラッピング列車「まぼろしの邪馬台国号」の出発式が5日、諫早駅であった。映画で宮崎康平さん役を演じた俳優、竹中直人さん(52)が一日駅長となり、出発の合図をした。
映画は11月にロードショー公開される「まぼろしの邪馬台国」。島原半島などを舞台に邪馬台国を探して旅した夫妻の姿を描いた作品で、和子さん役は女優の吉永小百合さんが演じている。
ラッピング列車は竹中さん、吉永さんが登場する映画の場面を車体にプリントしたもの。出発式には、竹中さんのほか、和子さん(79)、和子さんの実の孫で映画で和子さんの若き日を演じた宮崎香蓮さん(14)が出席した。
100人を超えるファンが見守るなか、竹中さんはあいさつで「吉永小百合さんもきれいですが、私の芝居もなかなかですから」と笑いを誘い、「やまたいこくごう、発車!」と絶叫。列車が出発した。
列車は6日から来年3月末まで運行。諫早-島原間で1日3往復する。【柳瀬成一郎】
〔長崎版〕