◇“当選”通知に笑顔の関係者
「島原半島の観光、地域振興につながる」「世界遺産とダブルで活用を」--。島原、雲仙、南島原の3市が一体で進めてきた島原半島の「ジオパーク」認定。念願の“当選”通知が届いた20日、3市の市長らは笑顔をはじけさせた。【山崎太郎】
「世界遺産の地質版」と言われるジオパークの認定第1号には、島原半島など全国5地域が名乗りを上げていた。3市が本格的に動き出したのは今年からで「出遅れていた」(吉岡庭二郎・島原市長)。しかし、昨年11月に島原市での第5回火山都市国際会議が成功したことなどが高く評価され、世界ジオパークネットワーク(GGN)に登録申請される3地域に滑り込んだ。
日本ジオパーク委員会から電話を受けた吉岡市長は「一瞬ダメかと思ったけど、本当によかった」とほっとした様子。岩本公明・南島原市副市長は「長崎の教会群とキリスト教関連遺産が世界遺産登録されれば、島原半島だけが『二つの世界遺産』を持つことになり地域の誇りになる」。金子知充・雲仙市副市長は「来年GGNから認定を受ければ、雲仙の国立公園第1号指定75周年と重なる。『二つの第1号』を観光に活用したい」と語った。
〔長崎版〕