南島原市口之津町の口之津小(福田清文校長)の科学実験教室がこのほど、同校であり、5、6年生78人がマイナス200度の世界で起きる物質の変化などを学んだ。
県教委の理科支援員等配置事業の一環。元佐世保高専教授で長崎総科大非常勤講師、中国東北師範大軟件学院客座教授の井手義道さん(68)が講師を務めた。
井手さんは球、円盤、円管を使って物の転がる速さ、仕組みを解明したり、約マイナス二〇〇度の液体窒素で凍らせたバナナでくぎ打ちをするなど七種類の実験を実施。金魚をビニール袋に入れ、一瞬、凍らせる実験では、水槽に戻して元通りに泳ぎだすと児童たちが「やった、大丈夫やった」などと歓声を上げた。
井手さんは「危険を伴うから」と、混合気体の爆発や液体窒素を使う実験の際には児童、教員全員にゴーグル装着を徹底。「コンピューターで何でもできてしまうが、音や光が出て、ハラハラする実験を体験することが大切。目標を持って勉強してほしい」と呼び掛けた。
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