食品加工会社、キャセイ食品(東京)の野菜産地偽装事件で、南島原市布津町の同社長崎工場の現工場長(44)が二十二日、長崎新聞社の取材に応じ、「産地偽装は八年ほど前から行われていた」と証言。偽装の主導者については、七年前まで副工場長を務め、同種の偽装事件で有罪判決を受けた日栄物流元社長の男性(56)の名を挙げた。
現工場長は一九九八年二月から長崎工場に勤務。現工場長によると、九九年ごろ同社の阿部俊八社長が工場を訪ね、男性を副工場長に指名したという。「社長が副工場長の経営方針に従うように指示した」と述べ、「この時期辺りから偽装が始まった。副工場長が主導した」と主張した。ただ、男性はこれまでの長崎新聞社の取材に対し、偽装を主導したことを否定している。
現工場長は本社の偽装把握についても証言。「始まったころに本社が知っていたかは不明だが、近年は本社も把握していた」と述べた。
現工場長は今回の事件について「関係者にご迷惑をお掛けして申し訳ない」と謝罪した。
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