世界ジオパーク認定を目指している「島原半島ジオパーク」を観光振興に生かそうと、ホテルや旅館の従業員らを対象とした「観光セミナー」が四日、島原市などであり、参加者が半島の地質遺産やジオツアーの魅力を学んだ。
観光客へのサービス充実に向け、島原温泉観光協会(大場正文会長)がJTB旅館ホテル連盟と合同で実施。島原市をはじめ、雲仙、南島原、長崎、平戸各市内の観光関係者約七十人が参加した。
島原市内のホテルであった勉強会では、島原半島ジオパーク推進連絡協議会事務局の江越美香さんと県教育センター主任指導主事の寺井邦久さんが、ジオパークの意義や地域への波及効果などを説明。その後、火砕流で焼失した南島原市深江町の旧大野木場小校舎や大野木場砂防みらい館、同市西有家町の龍石海岸などの「ジオサイト」を巡り、学術的な価値や安全にガイドするための注意点などを学んだ。
同協会事務局は「島原半島の世界ジオパーク認定に備え、観光客に半島の魅力をいつでも説明できるよう勉強し、観光誘致に生かしたい」としている。