県内市町のトップを切って、小値賀町と川棚町が26日、定額給付金の支給を始めた。小値賀町では現金が手渡され、お年寄りらが受付場所の公民館に足を運んだ。また、南島原市ではプレミアム(割増金)付き商品券の販売も始まった。
小値賀町は「町民に早く給付したい」として、原則手渡しで支給することにした。対象は1359世帯で、総額約5025万円。この日は町内2か所で手続きが行われ、受け付けが始まった午前9時から多くの町民が訪れた。本人確認などが終わると、町は支給相手の名前と金額を記入した封筒を一人ひとりに手渡した。
川棚町では、計5585世帯に計約2億3400万円を支給する予定で、この日は1413世帯に約6540万円を振り込んだ。
一方、南島原市では、当初4月1日からの商品券販売を予定していたが、「年度末の方が消費者の購買意欲が高い」と、月末の定額給付金支給を待たずに商品券の販売を開始した。
商品券は市商工会が2万セットを用意、1セット1万1000円分を1万円で販売する。市が全世帯(約1万9000世帯)を対象に引換券を送付しており、4月27日までに市内8か所の市商工会支所で引換券と交換で1セットを購入でき、残った商品券は同28日から2次販売を行う。
商品券は事前に登録された市内約520店で9月25日まで利用できる。
市商工会西有家支所で商品券を購入した主婦(62)は「服などいろんなものを買いたい」と話していた。
県内の定額給付金は平戸市、時津町などが月内に支給を始める予定で、長崎市、佐世保市、諫早市、大村市などは4月中になる見通し。
(2009年3月27日 読売新聞)