島原市の総合食品会社、北田物産(北田幹二社長)は、雲仙岳、平成新山の溶岩を使って焙煎(ばいせん)したオリジナルコーヒー「平成新山・雲仙溶岩焙煎珈琲」を十五日、発売する。同社は「世界ジオパーク認定を目指す島原半島をPRする商品として育てたい」としている。
同社によると、コーヒー豆を熱した溶岩の遠赤外線の輻射(ふくしゃ)熱で焙煎。従来より約四〇度低い温度でじっくりと時間をかけ、豆の中心部を均等にいり、香り高くまろやかな苦味で、冷めてもおいしいのが特長。燃料費も約20%削減できるという。
パッケージには、雲仙火山を中心とする「島原半島ジオパーク」のロゴマークを使用。民間企業の商品で初めて、ロゴマークの使用許可を受けた。また、コーヒーと平成新山、島原半島をイメージした小崎侃氏のオリジナル版画がデザインされている。
試飲した横田市長は「後味がいい。地域全体でジオパークの盛り上がりを図っており、大いに飲んでいただきたい」と期待。同社の直売店「島原きた田」の北田貴子店長は「ジオパークの象徴である雲仙岳の溶岩の特徴を生かした商品。ジオパークを多くの人に知ってもらいたい」と話した。
二百グラム入り九百四十円、六袋入りドリップパック五百円(いずれも税抜き)。「島原きた田」や県物産館、島原城、雲仙岳災害記念館などで販売する。問い合わせは北田物産(電0957・63・0250)。