南島原市は、世界遺産の暫定リスト入りした「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産となっている原城跡、日野江城跡、吉利支丹(きりしたん)墓碑を紹介したパンフレット「南島原歴史遺産」を作成した。
パンフレットはA5判35ページのカラー印刷。島原半島でキリスト教が広まるきっかけとなったキリシタン大名有馬晴信の功績をはじめ、日本最初の西洋学校有馬セミナリヨ、印刷技術をもたらした天正遣欧使節についても、写真やイラストで分かりやすく紹介している。
天草の乱の舞台となった国指定史跡原城跡については、地形図のほか出土した十字架、人骨などの写真を掲載。幕府軍との激戦の模様を伝える。
パンフレットは2万7000部印刷。市内8カ所の総合庁舎窓口で無料配布している。
=2009/04/21付 西日本新聞朝刊=