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雲仙普賢岳災害に遭った島原市の植生復元の様子を学ぶ「春の植物観察会~千本木・焼山(やけやま)トレッキング」(自然公園財団雲仙支部主催)が29日あった。
17人が参加。同市南千本木地区の立ち入り禁止区域に国土交通省の許可を得て入り、焼山登山もした。
ガイドをした環境省自然公園指導員、山田スミコさんによると、南千本木地区は93年5、6月の火砕流で焼失し、埋没。しかし00年、火山植生の先駆植物であるアカマツが5年生を最高に133本確認された。近くの焼山から種子が飛来したらしい。
参加者は手分けしてアカマツを調査。175本が成長し、5本が枯れたのを確認した。火砕流で吹き飛ばされた民家の壁の鉄板(長さ約8メートル、幅約1メートル)が高熱で巻き付いたタブノキもあり、息をのむとともに、その幹から芽が出ている様子に感動していた。
参加した長崎市平間町、末永慶子さん(60)は「巻き付いた鉄板にゾッとしたが、熱さに耐えて再生したタブノキのたくましさに驚いた。これからもここの植生の移り変わりを確かめたい」と話していた。【古賀亮至】
〔長崎版〕
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