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2009.4.30(木) 西日本新聞

「豚肉は安全」強調 県内の養豚業者 風評被害を懸念

 「マスコミが騒ぐほど消費者が心配する。豚肉は安全、特に国内産は安全と伝えてほしい」

 島原市有明町で養豚と豚肉直売を手掛ける金子泰治さん(51)は悲痛な声を上げた。

 島原半島には、県内の約4割に当たる68戸の養豚農家が集中する。昨秋以降の景気の冷え込みで、豚肉価格は前年比1キロ100円ほど下落。安価な輸入肉にも押され、農家の手取りは1頭当たり約7000円下がっているという。一昨年末から続く飼料用輸入トウモロコシの価格高騰も農家に重くのしかかっており、金子さんは「このまま一気に消費が冷え込めば危機的な状況になる」と話す。

 一方、県内でスーパー「エレナ」を展開する中村ストアー(佐世保市)は「できるだけ(風評被害を)あおらないように」と店内で特別な表示をしていない。長崎市発祥で豚カツ店「浜勝」を九州や首都圏などで展開するリンガーハット(東京)も、販売取りやめや仕入れ中止はなし。ただ「今後、さらに警戒水準が引き上げられるような事態になれば、対応が変わる可能性がある」としている。

=2009/04/29付 西日本新聞朝刊=




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