立体地形図作成をライフワークにする長崎市新戸町の元船舶検査官、牧野龍馬(りゅうま)さん(83)と妻良子さん(79)が、島原半島の立体地形図(縦82センチ、横73センチ)2枚を南島原市に寄贈した。
牧野さんは90年の雲仙・普賢岳噴火の際、島原半島の地形が変わると思い、形に残そうと考えた。噴火前の地図を基に、等高線ごとに厚紙を切り、接着剤で重ねた。4カ月かけて5万分の1地形図を、1年かけて2万5000分の1地形図を、完成させた。
千々石断層などの構造がよく分かる地形図で、松島世佳市長は「島原半島ジオパークの理解に役立つ」と喜び、展示方法を検討する。【古賀亮至】