島原市はこのほど、2008年の市観光客動態調査をまとめた。入り込み客数は前年比2.3%増の約139万2700人だったが、宿泊客数は同0.5%減の約21万人だった。
入り込み客数は二年連続の増加。宿泊客数は、世界的不況や円高の影響で外国人宿泊客が前年比7・4%減だったほか、修学旅行も校数は前年を上回ったものの、少子化の影響で同3・4%減の一万四十七人にとどまった。
一方、市の観光シンボル、島原城の入場者数は前年比9・1%増の約二十三万八千四百人。天守閣など有料施設の入館者数も前年比9・7%増の約十二万人と伸びが目立った。また、関東圏からの団体宿泊客数は前年比61%増と大幅に増えた。
市商工観光課は「ガソリン価格高騰や不況など全国的に観光客が減少する要因があったが、スポーツイベントやコンベンションなどの開催、周遊型観光の増加で日帰り客は増えている」と分析。「今後は世界ジオパーク認定、『龍馬伝』を活用した新たな観光資源開発などで滞在型観光のあり方を検討し、宿泊客増につなげたい」としている。
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