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43人の死者・行方不明者を出した雲仙・普賢岳の大火砕流から3日で丸18年になるのを前に2日、島原市の島原第二小で「いのりの日」講話が行われた。当時、最も大きな被害を受けた安中地区の第五小に勤務していた松尾好則校長(58)が「島原が復興したのは全国の支援のおかげ。協力して生きることの大事さを忘れないで」と訴えた。
松尾校長は当時、第五小の教務主任。下校時間帯だった大火砕流発生時には、校内放送を使って校門を出たばかりの児童に校内に避難するよう呼び掛けた。児童の父親のうち、消防団員だった5人が火砕流で亡くなり、葬儀にも参列した。
313人の全校児童を前に松尾校長は「この体育館にも全国からの支援物資が集められました。感謝の心を忘れず、みんなが協力して仲良くしてください」と話した。
「いのりの日」の3日、同市は仁田団地の犠牲者追悼之碑に午前8時半から午後6時まで、平成町の消防殉職者慰霊碑には午前9時から午後5時まで、献花所を設置。大火砕流発生時刻の午後4時8分には防災無線でサイレンを流し、市民に黙とうを呼び掛ける。
午後6時からは雲仙岳災害記念館前でキャンドルイベント「いのりの灯(ともしび)」を開催。同7時にキャンドルに火がともされ、犠牲者を追悼する。
=2009/06/03付 西日本新聞朝刊=
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