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雲仙・普賢岳大火砕流から18年 「地域守る遺志継ぐ」 遺族ら鎮魂の祈り 長崎・島原
2009.6.3(水) 西日本新聞

 消防団員や火山学者、報道関係者ら43人が死亡・行方不明となった1991年の長崎県雲仙・普賢岳大火砕流から丸18年を迎えた3日、被災地の同県島原市は市内各地で追悼行事が営まれ、犠牲者への鎮魂の祈りに包まれた。

 同市平成町の消防殉職者慰霊碑前には献花所が設けられ、犠牲となった消防団員12人の知人らが訪れた。献花した市消防団の本田庄一郎団長(49)は「地域の安全は自分たちで守る、という亡くなった方々の遺志を受け継いでいきたい」と語った。

 この日を「いのりの日」と定めている同市は、被災者が集団移転した同市仁田町の仁田団地の犠牲者追悼之碑前に献花所を設置。団地住民や市幹部らが花を供えたが、横田修一郎市長は全国市長会出席のため、欠席した。

 普賢岳は90年11月に198年ぶりに噴火。96年6月の噴火終息宣言までに計44人が火砕流の犠牲となった。同市など島原半島の3市は、災害からの復興をテーマに世界規模の地質公園「世界ジオパーク」への登録を目指している。

=2009/06/03付 西日本新聞夕刊=




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