中国産冷凍野菜を「国産」などと偽装・販売したとして、不正競争防止法違反(虚偽表示)の罪に問われた、食品加工会社「キャセイ食品」(既に解散)の元社長、阿部俊八被告(68)=横浜市栄区=ら3人の論告求刑公判が3日、長崎地裁(松尾嘉倫裁判官)であった。検察側は3被告にそれぞれ懲役2年を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求め、結審した。判決は7月1日。
他に求刑を受けたのは、元同社常務の高山恒男(59)=東京都足立区▽元同社長崎工場長、山本千万年(44)=南島原市深江町--の2被告。検察側は論告で「業務の一環で偽装を行うなど組織的な犯行。取引先や学校給食会の信用も失墜させた」などと指摘。弁護側は「社会的制裁を受け、反省もしている」などとした。
元同社副社長の北村昭次郎被告(69)=埼玉県所沢市小手指町=は起訴内容を一部否認しているため、論告求刑公判は6月16日の予定。【阿部弘賢】
〔長崎版〕