県央県南広域環境組合(管理者・宮本明雄諫早市長)が運営する県央県南クリーンセンター(諫早市)の三つの焼却炉が機材故障のため先月29日から3日まで休止していたことが分かった。焼却炉は性能向上のため07年度に大規模改修を終えたばかり。4日から再び稼働するが、これまでにもトラブルが続いているため、市民の間からは焼却炉への不安の声が上がっている。
組合によると、三つの焼却炉でごみを燃やした際に発生する二酸化炭素や水素などのガスから水分を抜き取る装置が故障したという。修理費はメーカー側に負担を求める。
諫早市と島原半島3市のごみが6日間燃やせなくなったが、組合は「最近はごみ減量に成功しており、6日間の休止なら焼却炉にごみはたまらない」と説明する。
焼却炉は05年4月に稼働。直後に性能通りのごみ量を燃やせず、一時、長崎市に処理委託した。さらに、同年夏には電源系統のトラブルで1日中、炉が停止した。今回のトラブルについて、センター近くに住む男性(50)は「またトラブルとは。焼却炉の性能への疑問が増した」と話していた。【柳瀬成一郎】
〔長崎版〕