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◇雲仙の守山大塚古墳
雲仙市教委は18日、同市吾妻町の守山大塚古墳が古墳時代前期(3世紀後半)のものとしては県内最大の規模で、同地に強大な権力があったと推定される、と調査結果を公表した。
守山大塚古墳は、「まぼろしの邪馬台国」の著者である故・宮崎康平さんが発見したことで知られている。市道の拡幅工事に伴い、5月から約1カ月間の予定で、本格的な発掘調査が進められている。
市教委によると、古墳は前方後円墳で、全長約80メートル、後円部は直径約50メートル、高さは最大で8メートルと推定される。同時代のもので九州最大とされる那珂八幡古墳(福岡市)に匹敵するという。
守山大塚古墳は後円部が地元住民の墓として現在も使用されている。このため、調査は周辺の堀(周溝)や墳丘部の葺石(ふきいし)の発掘が中心。周溝跡からは古墳時代前期の土器片も十数点見つかった。
市教委の辻田直人係長は「弥生時代後期から古墳時代をへて奈良時代まで、島原半島北部に強大な豪族が存在していた証拠の一つ」と話している。市民への現地説明会は21日午後1時から開かれる。
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