|
出身地などの自治体に寄付をすると税が軽減される「ふるさと納税」制度が導入された2008年度、県内の寄付は615件、総額4797万2953円に達した。壱岐市では、1人が1000万円を寄付したケースもあったという。
「ふるさと納税」は、出身地や応援したい都道府県や市区町村に寄付をすると、5000円を超える部分について所得税や個人住民税が軽減される制度。県内では昨年5月以降、順次導入された。
県に寄せられたのは123件、615万8000円。全国での制度の運用状況をまとめている「ふるさと納税情報センター」によると、寄付の概要を公開している34府県中、件数は14番目、寄付額は18番目に多かった。
県内23市町への寄付は合計492件、4181万4953円。最多は南島原市の74件で、寄付総額は県を上回る649万1000円だった。以下、佐世保市(57件)、雲仙市(56件)、長崎市(52件)が続いた。
寄付総額が最も多かったのは壱岐市の1177万7000円。同市政策企画課によると昨年12月、同市出身で兵庫県在住の男性が「子育て支援に使ってほしい」と1000万円を寄付したという。
制度導入2年目を迎え、各自治体は寄付の増加に知恵を絞っており、長崎市では6月、インターネットを通じたクレジットカード払いの寄付受け付けを開始した。雲仙市では全国で開かれる県人会などの総会10カ所以上に寄付を呼び掛けるパンフレットを送付し、配布してもらうという。
=2009/06/25付 西日本新聞朝刊=
|