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国土交通省雲仙復興事務所(島原市)は25日、島原市安中地区の水無川導流堤内の砂防指定地で、ヤギやヒツジによる雑草処理の試験を始めた。
実施場所の安徳大橋下周辺は、1997年に策定された「雲仙普賢岳砂防指定地利活用構想」で、野外スポーツや体験農園として利用するゾーンに位置付けられている。除草することで住民が利活用しやすい環境を整える。雑草処理のコスト削減を図ろうと試験的にヤギとヒツジに活躍してもらうことにした。
試験は県立島原農高社会動物部が協力し、29日までの5日間実施。同校で飼育しているヤギとヒツジ計12匹を、柵で囲んだ24メートル四方の草地に放し、雑草を1匹当たりどのくらい食べるかなどのデータを調べる。放牧されたヤギとヒツジは早速、青々と茂ったセイタカアワダチソウやヨモギなどの雑草を旺盛な食欲で食べていた。
試験結果は、同校や地元住民らによる検討会で公開する。同事務所は「砂防指定地の雑草処理とともに、動物が住民の心を癒やし、子どもたちが集まるようになるなど副次的な効果も期待したい」としている。
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