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食品加工会社、キャセイ食品(東京)による食品偽装事件で、不正競争防止法違反の罪に問われた横浜市栄区、同社元社長、阿部俊八被告(68)ら3人の判決公判が1日、長崎地裁であり、松尾嘉倫裁判官は「会社ぐるみの組織的犯行」として、いずれも懲役2年執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡した。
ほかの2人は▽東京都足立区、元常務、〓山恒男(59)▽南島原市深江町、元長崎工場長、山本千万年(44)の両被告。
判決理由で松尾裁判官は、比較的苦情が少ない学校給食会に産地偽装した野菜を納品したことを指摘し、「犯行の手口は巧妙で計画性が高く悪質」と批判。食の安全への社会的関心が高まる中、利潤追求のために偽装を続け、「一般消費者や学校給食関係者の食材への不安を増大させるなど、社会に及ぼした影響は大きい」と述べた。
一方、「反省しており、会社は倒産するなど社会的制裁を受けている」などとして刑の執行を猶予した。
判決によると、3被告は共謀し昨年7~9月、中国産のカリフラワーやグリーンアスパラ計約2トンを国産などと偽り、島根県の学校給食会などに納品した。
【編注】〓は、高の口が目の上と下の横棒なし
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