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島原半島の現地審査始まる 世界ジオパークネットワーク
2009.8.15(土) 長崎新聞

国内初の世界ジオパーク認定を目指す島原半島で14日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が支援する「世界ジオパークネットワーク」(GGN、事務局パリ)の審査員2人による現地審査が始まった。

 審査員は、北ペニー山脈ジオパーク事務局長のクリス・ウッドリースチュワート氏と、生物や化石の専門家のエリザベス・ピケット氏の英国人2人。初日は総延長約14キロの千々石断層を皮切りに、棚田や仁田峠など雲仙市内の計4カ所を視察。中田節也東京大地震研究所教授と清水洋九州大地震火山観測研究センター長らが、解説板の文面や、雲仙火山の特徴などについて説明した。

 夜は島原市内で歓迎セレモニーがあり、島原半島ジオパーク推進連絡協議会長の横田島原市長は「世界ジオパーク加盟へ島原半島の地域が一丸となって取り組んでいる」とあいさつ。ウッドリースチュワート氏は審査について「素晴らしい地質、地形を人々にどう伝え、生かすかが大切。さまざまな機関の人たちが一緒になってジオパークを推進していく点を見ていきたい」と述べた。

 現地審査は17日まで。島原、南島原、雲仙各市の主要ジオサイトを含む約30カ所の視察を予定している。

 世界ジオパークは、地質的な特徴や文化などを保全しながら、学習や観光などに活用し地域振興につなげるプログラム。これまで欧州や中国など58地域が認定されている。日本からは島原半島と糸魚川(新潟)、洞爺湖有珠山(北海道)の3地域が加盟を申請し、22日から中国・山東省で開かれる審査会議で加盟の可否が決まる見通し。




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