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島原半島が世界ジオパークに 国内第1号、「洞爺湖有珠山」「糸魚川」も認定
2009.8.24(月) 長崎新聞

世界ジオパークネットワーク(GGN、事務局パリ)は23日、「島原半島」「糸魚川(新潟)」「洞爺湖有珠山(北海道)」の3地域を世界ジオパークに認定し、同ネットワークへの加盟を認めると発表した。GGN加盟は国内第1号。世界的な知名度向上と観光活性化が期待される。

 世界ジオパークは、地形や地層、岩石などの地質資源を保全しながら教育や観光などに活用し、地域振興につなげる。「世界遺産の地質版」といわれる。

 島原、雲仙、南島原3市は昨年2月、島原半島ジオパーク推進連絡協議会(会長・横田島原市長)を設立。「火山と人々の共生」をテーマに整備を進めている。島原半島ジオパークは雲仙・普賢岳の溶岩ドーム「平成新山」、普賢岳災害で火砕流被害に遭った大野木場被災遺構、総延長約14キロの千々石断層など23カ所のジオサイト(地質学的見どころ)で構成する。

 3地域は昨年、第1号の日本ジオパークに認定され、GGNに加盟申請。今年7月中旬から8月中旬にGGNの現地審査があり、8月22日に中国・山東省で開いた審査会議で加盟が決まった。

 日本ジオパーク委員会事務局からGGN加盟決定の連絡を受け、横田市長、雲仙市の奥村市長、南島原市の松島市長らが島原市の雲仙岳災害記念館で記者会見。

 横田市長は「島原半島の人々が昔から自然や火山からの恵みを大切にし、生活を営んできた点が高く評価された。GGNの一員として、島原半島を世界に名だたる観光地に育て上げたい」と語った。

 金子知事は「大変喜ばしい。島原半島の地質学的な価値の高さが世界の人々にさらに認知され、観光振興や地域活性化につながることを期待する」とのコメントを発表した。

 ◆ズーム/ジオパーク

 地形や地質、火山、断層など地球活動の遺産を主な見どころとする自然公園。2004年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の支援を受けた「世界ジオパークネットワーク(GGN)」が設立され、これまでに中国や欧州など18カ国58地域が加盟。日本の3地域も新たに加わった。4年に1度再審査がある。




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