◇関係者から喜びと期待の声
地質版の世界遺産「世界ジオパーク」に23日、洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟県)とともに国内で初めて認定された島原半島。関係者から喜びと期待の声が上がった。【古賀亮至】
南島原市のジオサイトの一つ「土石流被災家屋保存公園」隣で、土産物店や火山学習体験施設を経営する「みずなし本陣ふかえ」の川田喜伝治・総支配人(55)は「半島全体が世界に注目される。観光客の増加をはじめ、経済効果を期待したい」と、落ちている客足の回復を願った。
ジオパークガイドの養成講座で学ぶ島原市小山町、元高校教諭、満行豊人(みつゆきとよひと)さん(72)は普賢岳噴火災害の語り部。「島原半島の火山の怖さ、素晴らしさをガイドとして伝えたい」と話した。そのうえで「行政主導ではなく、多くの市民がボランティアで参加できるジオパークにしたい」と希望を語った。
雲仙岳災害記念館で行われた記者会見には、島原市長時代に雲仙、南島原両市長に呼び掛けて認定申請を進めてきた吉岡庭二郎さんも同席。「島原半島の文化が世界に発信できる」と笑顔であいさつした。
〔長崎版
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