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「未来へと 夢をつないで 育てる緑」をテーマにした第33回全国育樹祭(県など主催)は4日、雲仙市国見町の百花台公園に皇太子さまをお迎えして開かれた。県内外の林業関係者や森林ボランティアら約7500人が参加。緑を守り育て、次世代に受け継いでいく大切さをアピールした。
式典に先立ち、皇太子さまは百花台森林公園で、1990年の第41回全国植樹祭で天皇、皇后両陛下がお手植え(植樹)したヒノキのお手入れ(枝打ち)をした。ヒノキは高さ約8メートルに育っており、横に伸びた1本の枝が皇太子さまによって枝打ちされた。
林業後継者の高校生や佐世保市祇園緑の少年団員らが介添えを務め、皇太子さまは「活動は楽しいですか」とご質問。同少年団の古瀬十和子さん(11)は「とっても楽しいですと答えた。皇太子さまは優しそうな方でした」と話した。
式典では、大会会長の江田五月参院議長が「緑豊かな国土づくりに一層のご支援を」、金子知事が「普賢岳噴火災害当時は全国から多くの支援をいただき、今では元気に復興した。その地で全国育樹祭を盛大に開催できることは誠に感慨深い」とあいさつ。
皇太子さまは「森林は美しく豊かな国づくりの基礎」と位置付け、「森林を守り育てる活動の輪が、ここ長崎から世界へ、そして未来へ広がることを願います」とお言葉を述べた。
この後、緑の少年団の活動発表、緑化推進などに貢献した団体、個人の表彰があり、「森林と人との共生」をテーマとした創作ダンスが披露された。林業後継者らが力強く誓いの言葉を述べ、循環型社会実現への取り組みや国民参加の森林づくりの推進などをうたった大会宣言を確認。森林保全への機運を高めた。
来年の全国育樹祭は群馬県で開かれる。
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