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「原爆の残虐な被害を二度と繰り返してはならない。広島、長崎の心からの願いです」-。半世紀以上にわたり、反核平和運動に身をささげてきた日本原水爆被害者団体協議会(被団協)代表委員の一人で、雲仙市小浜町在住の山口仙二さん(79)が29日、米CNNテレビのインタビュー取材に答えた。
CNNは来月、オバマ米大統領が来日するのに先立ち、同じ名の「オバマ」に住む被爆者らの声を取材するため、特派員とカメラマン、プロデューサーの計3人が訪れた。
山口さんは「(大統領が)なぜ広島と長崎に来ないのか分からない」と述べながらも「大統領は核軍縮に努めると表明し、協力を呼び掛けている。勇気ある言葉。大変ありがたいと思っている」と語り、自らの被爆体験や現在の暮らしにも触れた。
「罪もない小さい子どもたちが黒焦げになって死んでいた。(原爆投下は)絶対に許されない行為」などと語気を強めながら、世界に向けて平和を訴えた。
CNNの一行は、雲仙市立小浜小の平和学習で、近くに住む宮田隆さん(70)が被爆体験を児童に語る様子もカメラに収めた。宮田さんは「皆さんは21世紀の主役。平和は自分たちでつくるもの。戦争、テロ、飢餓のない社会を必ず実現しよう」などと呼び掛けた。
今回の収録は、オバマ大統領の来日前に世界約210の国、地域で放送されるという。
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