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1日告示された雲仙市長選で、無投票再選を果たした奥村慎太郎氏(55)=無所属=は、同日午後5時半すぎ、同市愛野町の選挙事務所で大勢の支持者とともに当選を喜び合った。2005年の旧7町合併から4年が過ぎ、ようやく市としての体裁を整えつつあるが、基幹産業の農林水産業や観光業の振興など取り組む課題も多い。奥村氏に2期目の課題と抱負を聞いた。
‐再選を果たした今の思いと、今後どのような市を目指すのか。
「この4年間、伝統や習慣が違う7町を一つにする難しさを感じたが、無投票は市民が4年間を評価していただいたと思っている」
「政権が民主党に変わり、地方自治体と国、県とのあり方も変わってくる。今後は住民と共に考え、行動し、政策を国や県に訴えていく自治体を目指す」
‐市の産業振興については。
「農業と観光の連携が課題。観光は従来の大量集客型から、少人数小グループでの観光に対応できるよう方向転換を図る。体験型農業と組み合わせることで、より一層の効果を持たせ、交流人口の増加につなげたい」
「地理的条件から見ても企業の誘致は難しい。雇用促進のため、行政の事業を民間に移すことで、雇用機会の創出を図り、若者の定住を促進したい」
‐汚職や公金横領など職員の不祥事が相次いだが、対応策は。
「合併前の7町時代は住民と行政の距離が近く、過剰なもたれ合いの部分があった。市になったからには法令に基づいた行政サービスを徹底させていく」
=2009/11/02付 西日本新聞朝刊=
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