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1990年の雲仙・普賢岳の噴火から17日で丸19年となり、島原市などは18日、普賢岳の溶岩ドーム「平成新山」(1483メートル)への防災登山を実施した。
九州大地震火山観測研究センター(島原市)の観測登山に同行。研究者や島原半島3市、県、国の防災担当者、消防、警察、自衛隊、報道関係者ら約50人が参加。仁田峠を出発し、普賢岳登山道の紅葉茶屋から警戒区域の北側ルートを通り、平成新山に登った。
溶岩ドームの最高部、火山岩尖(がんせん)の周囲を観察し、噴気孔から噴き上がる火山ガスの温度や成分を調べた。ガスの温度は約170度で、普賢岳の活動がほぼ終息した95年の計測から500度以上下がった。
清水洋同センター長は「ガスの温度は着実に下がり、地下からのマグマの上昇はなく火山活動は静穏。ただ、溶岩ドームは不安定で、地震や大雨による崩落の危険性があり注意が必要」と述べた。
島原半島は8月、世界ジオパークに認定された。参加者らは山頂近くでのぼりなどを掲げ、「火山と人々の共生」をテーマとした島原半島ジオパークをアピールした。
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