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長崎市のシンクタンク「ながさき地域政策研究所」は19日、1990年からの雲仙・普賢岳噴火で生まれた平成新山(1483メートル)の入山規制を緩和し、ガイド付きの登山ルートを設定して雲仙観光の目玉とする提言をまとめ、島原半島の3市に提出したと発表した。
溶岩ドームが成長した平成新山は国の天然記念物に指定。噴火は96年6月に終息宣言が出たが、内部はいまだに高温を保っており、岩石の崩落の危険性があるとして一般の立ち入りは禁止されている。
提言は、試験登山の名目でガイド付き入山のみ許可▽登山ルートを設定し直す▽ガイドを養成する‐というもの。少なく見積もっても年7万5千人の登山が見込め、宿泊需要も期待できるとしている。今後、地元町づくり団体などに検討会議設立を呼び掛けるという。
同研究所の佐藤仁事務局長は昨年11月の防災視察登山に同行。ごつごつした溶岩が広がる山肌の一部には植物が生えており「地球の誕生を実感させる山で、(地質版世界遺産の)ジオパークのシンボルそのもの。保存しながら活用していくべきだ」と語った。
=2010/01/20付 西日本新聞朝刊=
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