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諫干開門調査「できるだけ早く結論」 赤松農相が雲仙で講演
2010.2.12(金) 長崎新聞

赤松広隆農相は11日、雲仙市内のホテルで講演。国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門調査について「(知事選後に)新知事の意向を聞き、できるだけ早く結論を出したい」との見解を示し、「長崎でも開門派の人が多いとは意外だった。地方自治体の合意の下で進めていきたい」と感想を話した。

 約200人が参加。開門調査反対から「賛成」に方針転換した瑞穂漁協(雲仙市)の石田徳春組合長らからは開門調査を要望する声が相次いだ。

 講演後の意見交換で、石田組合長が「13年間、耐えてきたが漁業は一向に良くならない。このままでは諫早湾の再生はあり得ない。ぜひ開門の立場で検討してほしい」と訴えた。また、島原漁協(島原市)の理事の一人は「私たち漁船漁業はあと1年持つだろうかという不安の中で仕事をしている。これ以上は耐えられない。早い段階で開門してほしい」、茂木漁協(長崎市)の元組合長は「諫早湾を閉め切ったため、クルマエビの水揚げが激減した」とそれぞれ窮状を訴えた。

 一方、有明海での漁業不振について、「原因は諫早湾干拓だけではない」などとし開門調査に慎重な意見もあった。

 農相は意見交換の内容について記者団に「(判断への影響は)あるでしょう。こんなに具体的に諫早湾の話が出たのは初めて。特に今日で印象が変わった」と話し、新知事の意向を確認する考えを示した。




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